子どもの頃、皆さんはどんな寝室で寝ていましたか? 記者は6畳ほどの子ども部屋に兄弟三人で布団を並べて寝ていましたが、友人の中には小学生でもウォーターベッドで寝ていたり、中学校に上がってもお兄さんと二段ベッドで寝ていたり、なかには押入れで寝ている者がいたりと、子どもながらに自分の環境とは明らかな差を感じました。
寝室はその家庭それぞれの経済状況や教育方針、生活スタイルなど、プライベートな部分がくっきりと浮かび上がるところなので、できればあまり人様には見せたくない場所ではないでしょうか。
しかし、写真家のジェームス・モリソンは2年間かけて世界中の子どもの寝室を写真に収め、一冊の写真集にまとめました。世界の子どもはいったいどんな寝室で寝るのでしょうか。海外サイト『helablog.com』よりご紹介します。
「ニューヨークの高級マンションに住む男の子のお部屋」
「9歳のジェイミーはニューヨークの高級マンションの最上階に住んでいます。彼の家は、スペインと、マンハッタンのリゾート地にもあります」(翻訳)
部屋は白を基調とした家具で統一されており、整頓された勉強机の上には地球儀、数々の入賞メダル、壁際には子供用のビオラとゴルフクラブのセット、モダンな紅白チェック模様のベッドカバーが天井のシャンデリアとやや合ってないように思えますが、この部屋を一言で表すとすれば羨ましいのひとこと。上から目線でスーツを着たジェイミー君の顔写真も掲載されております。
「リオデジャネイロのスラムに住む女の子のお部屋」
「14歳のエリエンはリオデジャネイロのスラムで臨月になるまで床で寝ていました」(翻訳)
ライトのない薄暗い部屋をさらにカーテンで暗くした空間に、小さなベッドとチェストが所狭しと置かれているのみ。既におなかの大きくなったエリエンさんは寂しそうにこちらを見つめています。
対照的なふたりの寝室を紹介しましたが、同サイトには、さらに多くの寝室と子どものプロフィールが掲載されています。住む環境が違うだけで寝室(子供たちの境遇)がこんなにも違うとは考えさせられるものがありますね。
ちなみにトップ画像は、ルーマニア人の4歳男子の寝室で、ローマの郊外で家族とマットレスをシェアしているそうです。寝室とはいえ、周囲は草が生え、野外で暮らしている模様。布やガラクタのようなものが散乱しています。
寝室はただ体を休めるための場所ではないようです。真っ暗な寝室、親の期待が詰まりすぎた寝室、見放された寝室があるということ、そしてそこで子どもが毎晩寝なくてはいけないということが、この写真集に映し出されているように感じます。
子供たちは大人になるまでそこでどんな夢を見て成長するのでしょうか。どんな寝室であっても眠るときは素敵な夢をみてほしいと感じました。
(文=みあざきぱなま)
参照元: helablog.com(http://p.tl/nmUA)

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オリジナル記事: 様々な境遇に置かれた世界の子供たちの寝室
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